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DLT/14SE/開発の始め方

Last-modified: 2017-08-04 (金) 23:28:24 (132d)
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DLT/14SE

ここは、プログラムをご自身で書き換えたい方のためのマニュアルです。

開発環境の構築

開発に必要なソフトウェアをインストールし、環境を準備します。

必要なもの。

  • (1) コマンドラインツール(make他)
  • (2) コンパイラツールセット(MPLAB XC16)
  • (3) サンプルソース

前提

準備にあたって開発環境およびサンプルを c:\Dev 以下に配置することを前提とします。
違う場所へ配置する際は適宜読み替えてください。

(1) コマンドラインツール(make他)

GnuWin32 プロジェクトから CoreUtils? と Make を使用します。
当サークルのページに zip でまとめてあるのでダウンロードし、
c:\Dev 以下に展開してください。
インストール後環境変数 PATH に

C:\Dev\CoreUtils\bin

を追加し適切に通します。

(2) コンパイラツールセット(MPLAB XC16)

Microchip よりフリーバージョンのコンパイラをダウンロードしインストールします。
最新版はこちらかダウンロードできます。
http://www.microchip.com/pagehandler/ja-jp/devtools/mplabxc/

 

動作確認に使用したバージョンは v1.23 です。
古くなっている場合は MPLAB Archive からダウンロードできます。
http://www.microchip.com/archived

 

XC16 については PATH を通す必要はありません。
Makefile 内で行っています。

 

最適化(-Os他)を活用したい場合は当サークルでビルドしたバージョンを使用できます。

(3) サンプルソース

当サークルのページよりダウンロードします。
c:\Dev\ 以下にダウンロードしたサンプルを展開します。

Makefile について

Makefile は 2分割 構成になっています。
build フォルダ以下にコアになる Makefile がまとめてあり、
各サンプルのフォルダにある Makefile から読み込みます。

 

本書の通りの設定では編集の必要はありませんが、
this file config 欄の MAKEDIR と TOOLDIR を確認し、
ツール類のパスを変更した場合、バージョンが違う場合は適宜編集してください。

サンプルをビルドする

用意されているサンプルソースは各フォルダ内で make できます。
コマンドは以下の3 種類用意してあります。

make clean
中間ファイルをすべて削除
make all
すべてビルド
make write
マイコンへの書き込み
WindowsVista? 以降では、シフトを押しながらフォルダを右クリックすることで、
「コマンドウィンドをここで開く」というメニューが出てくるので簡単に開くことができます。

サンプルのビルド

ここでは、Rev03-none-led01 について解説します。

ファイル一覧と説明を示します。

  • makefile
  • ioconfig.h
  • delay.h
  • delay.c
  • main.c
makefile
プロジェクト名やオプションを適宜設定します。
ioconfig.h
DLT の設定などを集めたものです。
I/O や各周辺モジュールの初期化に役立ててください。
delay.h delay.c
指定時間待つための関数を用意しました。
  • delay_cycle() 指定された命令サイクル待ちます。
    1 命令サイクルは 2 クロックかかるので注意が必要です。
  • delay_us() 指定されたマイクロ秒待ちます。
  • delay_ms() 指定されたミリ秒待ちます。
main.c
必要最低限の設定が書かれています。
#include “ioconfig.h”
必ず読み込んでください。マイコン依存のヘッダもこちらで読んでいます。
CLKDIVbits.RCDIV = 0;
マイコンを 32MHz で駆動するのに必要な命令です。
TRISA = 0xF863 ; // 0b11111000-01100011
~
AD1PCFG = 0x1F30; // 0b00011111-00110000
マイコンのポートの設定です。
DLT では入出力は固定ですので、プログラム中で変更する必要はありません。
TRISx
入出力設定で、トライステートという意味です。
1 の時入力(Z ハイインピーダンス) で、0 の時出力(H/L) になります。
LATx
出力ポートレジスタです。1(H)、0(L) になります。
PORTx
入力ポートレジスタです。
CNPUx
I2C バスに弱プルアップを提供しています。
AD1PCFG
アナログ/ デジタル切り替えレジスタです。
各ビットが 1 の時デジタルで使用し、0 の時アナログで使用します。

書き込み

  • DLT/14SE/ハードウェアマニュアル よりシリアルケーブルをつなぎます。
  • 本製品の電源を入れ、ブートモードに設定します。
  • プロジェクトフォルダよりコマンドプロンプトを起動し、
    make write
    と入力します。
    COMポート は自動で認識します。

COMポートは makefile 内の P24QPCOM に設定します。
ディフォルトは COM5 です。

ポートマップ

<PIC24FJ64GA004 Rev.03>
pinportanalogRPcom:connect
19RA0AN0: S5
20RA1AN1: S4
30RA2: SSW5
31RA3: SSW4
34RA4: SSW1
13RA7TCK: LED0
32RA8TDO: SSW3
35RA9TDI: SSW0
12RA10TMS: LED1
21RB0AN2RP0PGD1: S3
22RB1AN3RP1PGC1: S2
23RB2AN4RP2SDA2: UEXT SDA
24RB3AN5RP3SCL2: UEXT SCL
33RB4RP4: SSW2
41RB5RP5PGD3: ICSP PGD/BOOT Tx
42RB6RP6PGC3: ICSP PGC/BOOT Rx
43RB7RP7: M-STBY
44RB8RP8SCL1: EEPROM SCL
1RB9RP9SDA1: EEPROM SDA
8RB10RP10PGD2: UEXT SCK
9RB11RP11PGC2: UEXT SSEL
10RB12AN12RP12: UEXT MISO
11RB13AN11RP13: UEXT MOSI
14RB14AN10RP14: UEXT RXD
15RB15AN9RP15: UEXT TXD
25RC0AN6RP16: S1
26RC1AN7RP17: S0
27RC2AN8RP18: AN BATT
36RC3RP19: PWML
37RC4RP20: LIN1
38RC5RP21: LIN2
2RC6RP22: RIN1
3RC7RP23: RIN2
4RC8RP24: PWMR
5RC9RP25: SW BOOT
18MCLR: SW RESET

書き込み済みプログラムへの戻し方

Rev03-none-linetrace09 を書き込んでください。